農園の紹介 ブルーベリーの育て方
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種類・品種選びのポイント
 日本で利用されている主な栽培ブルーベリーは、ハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリーです。ブルーベリーには多くの品種があり、それぞれに特徴があります。地域に合った品種選びをすることが、栽培を成功させるポイントです。
 
ハイブッシュブルーベリー
 冷涼な気候を好むハイブッシュブルーベリーは、中部地方や東北地方などの地域に適しています。ハイブッシュブルーベリーは大きく分けて、ハイブッシュ系(北部系)とサザンハイブッシュ系(南部系)に分けられます。
 ハイブッシュ系(北部系)果実が大きく、品質もよく、早生種が多いのが特徴です。サザンハイブッシュ系(南部系)サザンハイブッシュ系(南部系)サザンハイブッシュ系は、ハイブッシュ系と比較するとやや果実は小さいのですが、極早生品種が多く、暖地での栽培に適しています。
 
ラビットアイブルーベリー
 温暖な気候を好み、ミカンが栽培されている地域に適しています。ラビットアイは、耐暑性や耐乾性が強く、栽培が比較的容易で、初心者におすすめです。果実は中〜小程度の大きさで、晩生品種が多いのが特徴です。収量が多いことから、ジャムなどの加工用にされたり、夏の観光果樹園に最適な品種が多くあります。
 
育て方のコツ
 ブルーベリーは「自家不和合性」といって、自分の花粉では実が付き難い性質を持っています。特に、ラビットアイの品種では、その性質が強いようです。同じ種類の違う品種を、2本以上近くに植えることがポイントで、ミツバチなどの放花昆虫によって相互に受粉され、果実が大きくなり、収量もアップします。
 
植えつけ
 ブルーベリーの苗は、秋から早春にかけて通信販売や園芸店で購入することができます。枝が太く、つやがよいものを選びましょう。植えつけは、ほかの落葉果樹と同様に、1月から2月の極寒期は除いて芽や根の成長が止まっている休眠期に行うのが基本です。この時期に植えつけすると、根の傷みがほとんどありません。根の活着の関係から関東地方以北では3月の春植え、関東地方以西では10月から11月の秋植えがよいでしょう。
 
 植える場所は、日当たりと水はけのよいところを選びましょう。用土には、水はけと水持ちのバランスがよい酸性用土を使用します。特に、ピートモスを多めに入れるとよく育ちます。なお、ピートモスは水となじみにくいので、事前に水とよく混ぜておくとよいでしょう。
 
庭植え
 掘り上げた土、吸水させたピ−トモス、赤玉土小粒を3:5:2の割合でよく混合して使用します。植えつける際は、ポリポットから苗を抜き、根鉢をしっかりと崩します。この作業をしないと、根鉢から新しい根が伸びません。次に、あらかじめ吸水させておいたピ−トモスで、根を包むようにして植え穴に入れ、先に混合しておいた土を埋め戻します。植えつけ後は、しっかりとした支柱を添えてさし、水をたっぷり与えます。
 
 最後に、元肥として1株あたり3〜4個の油かすなどの有機質固形肥料を置くか、1株あたり100g程度の緩効性肥料をばらまいて、表土に土をかぶせて出来上がりです。
 
鉢植え
 吸水させたピ−トモス、鹿沼土を5:5の割合でよく混合して使用します。成長は、鉢の大きさによって差があります。できれば、大きめの鉢を使うことをおすすめします。又、乾燥を嫌うので雨が降らない日以外は、毎日かん水しましょう。
 
剪定
 1〜3月中旬にします。ブルーベリーは、植えつけた年から花が咲き実をつけますが、木を大きく育てたい場合は、1〜2年花を取ってしまうか剪定します。又、剪定は、日が当たるように混み合っている枝、根元から生えてくる余分な枝(沢山実らせるには、5本程度残します)、高くなって収穫しにくい枝などは剪定します。
 
肥料
 
3月、5月下旬(実のなる前)、9月下旬(収穫後)に与えます。注意するのは、アンモニア態チッソを含む肥料与えてください。
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ブルーベリーの育て方
アクセス 
駐車場  約10台


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 久保田農園